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るるぶりふぉんママです~~

フィラデルフィアから帰ってきました
これで 本当に 全ての日程が終わりました。

いやぁ~~寒いっ
9℃しかありません。
昼間でも 二桁いかないんですよっ
おまけに 土砂降りで風も強い

でも・・・・車だし~~大丈夫さっ と思ったのが間違い
駐車場から歩くだけでも 凍えた~~っ

おまけにね・・・・色々あってね・・・・・

結局、りふぉんパパを二人連れて歩いた・・・って言えば
なんとなく 想像していただけるでしょうか。
同じ人種なのね・・同じ職種だもんね・・・・

「フィラデルフィアは従兄弟がいたから よく行ってた」
「全部のレストランを知ってるくらいだから 任せて」
という りふぉんパパの隣のオフィスの中国人の兄ちゃん(若い)を
信用したのが まずかったぁ~~

出発するなり 道を間違え
「ねえねえ、今のところ、右じゃなかった?」 と私が言ってるのに
前の二人は 話をしていて 「OK OK 大丈夫」
う~~~~ん、OKじゃないと思うけどな・・・・・

しばらくして
「あれ? 逆方向だっ」
だ~~か~~~~ら~~~~~ぁ
高速を降りて 引き返し・・・・・
ここで ロス、私がスマホでナビする羽目に・・・・・・
「右に曲がるまで あと2マイルだよ」
「え? どこを曲がるって?」
右に曲がるには 右のレーンにいないといけないのに
いつまでも 3車線の一番左の追い越し車線にいるんだもん
もう~~~~ハラハラ
おまけに 前も見えないくらいの土砂降り
こういうときに 運転できない人はいいよね~~
りふぉんパパなんか 涼しい顔だもん

運転がうまいともいえない
なんだか 風のせいもあるけど ハンドルが右左に揺れる
生きた心地がしない・・・・・

おまけに・・・・・
美術館の入場時間が決まっている
それもね~~何も調べない二人・・・・・
昨日「ねえ、チケットを買っておかないとダメじゃない?」と言ってるのに
「え? 適当に行けば買えるでしょ」と二人・・・
心配で websiteを調べたら 案の定~~予約制
それに もう 午後はほとんど 売り切れ
小さい美術館なので 入場制限しているんですよ。
やっと 1時のが3枚買えて それをめざしているんだけど
その前にランチもしたい。

やっと 中華街に着いたときにはもう12時
駐車場はどこもいっぱいで見つからない
もう 飲茶なんて のんびり食べている暇はないよ~~
それでも 2人は「2時くらいに行っても 大丈夫じゃん」とか言ってる
ここまで来て 入れなかったら嫌なので
強行に 美術館に行って カフェでランチを軽くして
中華街は 夕飯にしよう~~と 断固主張
まあ、そこは 女性の言い分が通る国だから(日本人&中国人でも)
「じゃあ~~そうしよう」と あっさり・・・・・・

やれやれ・・・・12時10分に 到着

で、ここが Barnes Foundation バーンズコレクションです

バーンズさんという人の 個人所有のコレクション
ルノワールだけでも 181点
他に 印象派を中心に モジリアーニや ピカソも多く所有

フィラデルフィアの郊外から 2012年に移転して
今は 市の中心部にあります。







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鑑賞する前に ちょっと腹ごしらえ
美術館をみるのは かなり疲れますからね
腹ペコでは 無理・・・・・・
飲茶とは かなり違う路線だけど・・・まあ~~








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元の美術館は 彼の住まいを兼ねており
庭園も美しい邸宅だったようですが、
金曜日、土曜日、日曜日だけの 一般公開だったにもかかわらず、
あまりに 毎度、多くの人が訪れたため
近所から 車の出入り、駐車などで 苦情が絶えず
結局 彼の死後、フィラデルフィアの中心地区に移転した、というわけです。

もちろん フィラデルフィア市の大きな美術館もあり、
そこも いいらしいですが、まずは ここ、という人が多い
そのわけは・・・・・・
ここは 実にユニークなレイアウトをしているのです。

バーンズ氏の発想・考え方だそうですが
宗教画の横に ルノワール
ルノワールの下に 中国の絵、というように
一見 あまりにも ランダムな展示なのです。
でも、これには バーンズ氏の 長年に渡る研究があり
絵同士が 関連性を持って みられるようにしているとか・・・・・
チェストが置いてあったり、唐突にギリシャの彫刻があったり
置いてある椅子も 絵画と関連性を持たせてあるそうです

なので 多くの美術館がそうであるように
「ここは 印象派の絵画」とか
「ここは ギリシャの彫刻」とか
「ここは アジアのもの」ではなく
ランダムに あちこちに ピカソも散らばり
あらゆるところに ルノワールが配置してあります。

非常にユニークで なかなか他では見られないと思います。
サイトで 少し みられるので ぜひ のぞいてみてください。
個人所有なので 撮影はもちろん、小さな部屋にぎっしりの絵画を
保護するために 線が引かれ、そこからはみ出ると
たちまち 怒られます。
何度も 怒られました。
次の部屋に行くには どうするのよ・・・・
部屋の真ん中に 四角い線で囲いがあるので
そこから出てはいけない、と言われると 次の部屋にいけない・・・・・・

人々は ひしめきあって その四角から出ないように 鑑賞します。
壁に誰の絵か、何年のものか、タイトルは何か、一切記載はありません。
絵の額縁に小さい プレートがあって そこに ルノワールとか モネとか
書いてあります。
もちろん 天井近くのものは見えないので
部屋に数部置いてある説明書を見ます。


小さい美術館だから~~と たかをくくっていたら
大変な数で おまけに 線からはみ出ないようにしないといけなくて
かなり 疲れました~~

だいたい、入場する時間は決まっていても
出る時間は決まってない
どんどん 人が増えるに決まってるのに。
今度は 退場の時間も決めてほしい。


でも、大変 面白かったし
バーンズ氏に関する ビデオもみて 興味が増しましたね
次回、プリンストンに来るときは ぜひ また来たい

これだけ 印象派の収集があって
モネは たった4点
でも、その4点が モネの代表作といわれるものとは 相当違う
かなり レアもので そこにも 彼のこだわりが感じられます。






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せっかく フィラデルフィアに来たので
ちょっと 街を散策・・・・・・
しか~~~~~~し 寒いっ

傘がぶっ飛ぶくらいの強風の雨・・・・
正直、独立記念の鐘なんて どうでもよかったけど
中国人のお兄ちゃんが 「フィラデルフィアに来たら ぜひ見なくちゃ」というので
しかたなく ついて行く羽目に。
風邪ひいてないといいな・・・・・
震えが止まらないほど 寒かった~~~






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これが 独立の鐘・・・・の建物
中も見学できるし、予約すれば 独立記念ホールにも入れるけど
もちろん、今日は無理・・・・・だし、寒いので 無理
早く 夕飯にしましょう~~ってことで・・・・・






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中華街です。
ここでも 「う~~~ん、どこだっけな~~~」と迷う彼
「もう、どこでもいいじゃん」と お腹の中で叫ぶ我ら老夫婦

ようやく 目当ての店にたどりつき
まずは スープ・・・・いや 熱いお茶にしがみつき・・・・解凍

美味しい食事とお喋り
しか~~~~し、一歩出たら また強風と雨
でも 今度は 駐車場も すぐにわかって 乗り込むことができてホッ

「で、帰り途は わかるんだろうね・・・・」
「大丈夫、大丈夫」
帰りは なんてことなく すんなり~~~
「どうして 行きは間違えたのか・・・・・」
彼らの頭の中は わからない・・・・・
凡人とは違うのか
いずれにしても 生活に役に立たないことは 明らか
ちなみに 彼の奥さんと赤ちゃんは
中国に里がえり中で 夏まで帰らないそう

楽しく 過ごしていることでしょう~~
この方のお世話から解放されて・・・・・・・

彼の名誉のために付け加えると
大変 優秀な学者で 将来のスター候補
能力は反比例するんでしょうかね
私のような 凡人には よくわからないけどさ






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美術館のショップ、なかなかよかった
ちょうど メガネケースが壊れたので ルノワールの美しい柄
メガネ拭き付き・・・・・・老眼鏡だよっ!!!



明日は 最終日
洗濯と荷作り・・・・・・です
はぁ~~~
本当に もう 終わりなんだなあ~~~

・・・・・・・・楽しかった・・・・・・・・・
寒い春だった・・・・・・・







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